2007年 04月 05日
胸が痛い
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処分される当日、ガス室に追い込まれる寸前に逃げ出してきた犬は
渡井さんの膝に顔を埋め、ひたすらに尻尾を振った。
鉄格子の間から両手を出し、
まるで拝むように一心に訴えかける犬がいた。
酷い皮膚病で禿げたポメラニアンは、
「助けて、助けて」とすがりついてきた。
別の犬を出そうとしたところ、一緒に出てしまう犬もいる。
そんな犬を、戻す事はできない・・・・・・・
そんな生き物たちを、彼女たちは見捨てることなどできなかった。
[小さな命を救う人々] より。
知って欲しい。
すべての人に知って欲しい。
日本では毎年何十万という犬、猫が人間の都合で殺されています。
安楽死ではなく、炭酸ガスによる窒息死だということも同時に知って欲しいです。
人間の都合で捨てられ、冷たい鉄格子の部屋で数日を過ごし、
最期の時は、数頭が折り重なるように小さな部屋に押し込まれガスを吸うのです。
最後まで飼い主が迎えに来る事だけを考え、
そして、迫る「死」をそのよく利く鼻で感じ、吠えるもの、怯えて声の出ないもの、
涙を流すもの、「もっと生きたい」と願うもの、「助けて」と言葉以外のすべての方法で訴えるもの。
あなたの街も、あなたの街でも、あなたの街でも、それは毎日のように行われている。
私の住む街でも。
捨てて、泣いて、忘れる。そんなことって、やっぱり人間のすることじゃないって思います。
捨てないで。
そして、もう二度と飼わないで。
もっと、身近に感じなければいけない。
進まなければいけない。
by requiem---k
| 2007-04-05 00:00
| ■今、犬達が伝えたい事